CoincheckのGOX確定です。人類史上最高額の盗難事件(時価580億円)
どうも、モナじゅんです。
昨日の記者会見をabemaTVで閲覧していました。
すごい便利です。
自宅に居ながら情報を最前線で確認できるのですから。
Coincheck記者会見内容
抜けが多少ございます。ご了承ください。
・午前3時5億2300万NEMの不正送金 日本円換算580億円
・11:25以上に減ってる事を減ってる事に察知
・NEM入出金を停止
・12:57売買を停止
・16時全ての取引を停止
・BTC売買停止
・金融庁と警視庁への報告済み
・NEMの財団に協力を求め売買停止を依頼
・資産は客の資産
・被害人数は調査中
・流出した資金の保証は検討中
・セキュリティは最優先で行っていた
・NEM以外の通貨はハッキングされていない
・ホットウォレット(オンライン)で管理していた
・ハードフォークはNEM財団が管理するのでCCでは当然できない。NEM財団はハードフォークは考えていない
・NEM以外の通貨の保証はあるのか→NEMを含めて保障を考えている
・IPアドレスは調査中
・BTC決済は現時点では可能
・保障方法(NEMで返すのか、現金で返すのかetc)は検討中である
・マルチシグを行っていなかった
・マルチシグを行う予定は具体的には決まっていなかった
残りは聞き逃しorくだらない質問です
マルチシグとは?
正式名称はマルチ・シグネチャで略してマルチシグと呼ばれています。
通常のビットコインアドレスとは違い、マルチシグのアドレスはビットコインを送付するために複数の署名が必要です。
必要な署名の数は「2/3」のように分数で表されます。この場合「事前に作られた3つのプライベートキーの内、2つのキーでの署名が必要」という意味になります。
マルチシグを採用することで高セキュリティのウォレットを構築できます。最重要データであるプライベートキーが1つ漏洩しても、別のキーがなければビットコインの送付が出来ないからです。攻撃者が2つ以上の別々の設計のプラットフォームに同時に侵入することは非常に困難です。
またマスターキーをひとつ持たせ、それをネットワークに接続していない安全な場所に保管することで万が一プライベートキーを紛失したときの保険になります。
マルチシグはセキュリティーを追求した、最新のビットコインテクノロジーです。
簡単に説明すると。(厳密には少し違いますが考えとしては合っています)
現実世界で財布からお金を出して買い物を使用とすると
財布を開けてそこからお金を取り出さなくてはいけません。
コレを暗号通貨に変換すると
財布→ウォレット
財布のチャック→暗号鍵(パスワード)
取り出す→送受金
ということになります。
その財布のチャックを2重、3重とするのがマルチシグです。
それをすることが不可能な暗号通貨(Ethereum等)はございますがNEMはマルチシグ対応でした。
結果としてCoincheckはそれを後回しにしていたと言う事です。
実際にNEM(XEM) をハッキングした犯人はみつかるのか
まだまだ未発展の暗号通貨業界。そこで突然の時価580億円相当の不正出金があってしまったので即時解決といきませんがそこまで悲観するケースではございません。
お札には記番号というものが存在します。
この見本のお札も現実には1枚しか存在しておらずこの記番号が重複することがございません。
大量にお金が盗まれたケースはこのようにして犯人を捕まえる事ができます。
暗号通貨の場合ネット上の資産なので追跡するのが不可能に見えますが
ここが暗号通貨の最大の利点。送受金を誰しもが確認できるのですよね
これは私も出来ますし本日私のブログを見てくれたあなたですら可能です。
たまに暇つぶしで見ているBitcoinの送受金の履歴をどうぞ。(400BTCとかの送金があったら無駄にテンションあがります。w)
https://blockchain.info/ja/unconfirmed-transactions
暇なとき見てくださいw
送金詰まりの確認もできるのでBTCを送金するなら是非
そんなわけで話はNEMに戻りますがCoincheckは既にNEM財団に問い合わせ犯人を見つけるために既に行動しています。
ネム技術の発展を推進するネム財団は、国内の仮想通貨取引所大手のコインチェックから約580億円のXEMが流出した事件を受け、流出資金の自動追跡プログラムの開発を開始し24~48時間以内には稼働を開始できると述べました。
の投稿によれば、プログラムは流出資金にタグを付けて追跡可能とするもので、財団は既に各取引所に対して、持ち込まれた資金に付けられたタグをどのように判別するか説明を行ったとのこと。一方で、非集権的なブロックチェーン技術をベースとしたものであることから、財団として資金を凍結することはできず、各取引所が持ち込まれた資金を判別して取引を差し止めるという形になります。
「盗まれたお金を取引所を通じて外に持ち出すことはできません、これは良いニュースです。このニュースは是非シェアしてください。史上最大のハッキングは数時間以内にネムのコミュニティによって解決されます。これはネムのプラットフォームとチームの強さを示すものです。」
「事件は取引所に大きな教訓を残しました。取引所はどのようなコインを上場させるか選べます。全ての取引所はネムのチームがコインチェックに対して行った強力なサポートを見るべきです。これは、リーダーシップ、イノベーション、そしてセキュリティがいかに仮想通貨の未来にとって必要かという一例でした。」
「コインチェックの事件は仮想通貨を破壊する可能性がありました。しかしコミュニティとコインチェックのチームは最初から最後まで完全な透明性を担保し、このような恐怖に打ち勝ちました。勝者はハッカーではなく我々です。」
一部、事件を受けXEMのフォークを求める声もありましたが、それについては否定しています。
ネム財団は本件についてのインタビュー動画をすぐに公開する予定だとのこと。盗まれたXEMをトラッキングできていることは朗報ですが、果たして取り戻す実効的な手立てがあるのか、続報が入り次第お伝えします。(追記)
ネム財団
そして引用元がコチラ
素晴らしいですね。
どこから何処へ送金されたかなんかは全世界が確認できる状況であり、NEM財団の後盾
もある。
Coincheckが窮地に立たたされたと思いきや実はハッカーの方だったのですよね
580億相当の資産があっても絵に描いた餅。
取引所が結託して下ろせなくしてるのでまるで意味がない
このようなケースで実際に下ろせなくて観念して返金したケースもあるようです。
筆者がこの事件に関してどう思うのか。暗号通貨の行き着く先は
現在既に送金先のアドレスがいくつかに分散されていってますが、マークを付けて追っていってます。
それに加えてNEM財団の追跡プログラムも作成中で24-48時間以内の完成も見込まれています。
全世界の人たちがCoincheckの人類史上最高額の盗難に協力しているのに対し、相手は数名です。
ハッカーの目的は混乱を生み出し、ハイレバでのショートでの資金調達かもしれませんしそのままNEMを現金にかえることなのかもしれません。
ですがこの事件で問題があったのはCoincheck自体であり、暗号通貨自体の脆弱性が見受けられたわけではございません。
コレで暗号通貨がもう「やばいよやばいよ」ってなるのはお門違いですよね
まさにこういうことです。
コインチェックがGOXした!ビットコインはもうダメだ!みたいな狼狽の仕方は「スーパーが潰れる!もうキャベツはおしまいだ!」くらいズレた思想なんだけど、それをわかってる海外勢やトレーダーが今まさにバーゲンセールやってる状況を見逃すわけがない
— にゃんたろう@モナコイン活動家 (@nyantarou_mona) 2018年1月26日
そして話が変わりますが、BTC FXほんのちょっとだけしてしまして
こんな感じです。
価格上昇が見込めたのですが(結果的に上がってた)眠たくて寝ました!w
本日も頑張ります!